
いいと思うものについて書いていく
はずかしい限りですが、このページは、あくまで、じぶん勝手な感想がもとであり、ごたくを並べているに過ぎない。歴史上の表現主義とは、いちおう別とかんがえてください。とりあえず平田弘史劇画のタイトル表示にならい、筆文字調で「ひょうげん主義」としておく。
といったことから、ここでは、モチーフも、自分になじみのあるものが中心になります。
小生がよいと思うものたちは、エルビスの "Let it be me"。高倉健の『昭和残侠伝・死んで貰います』。ピカソの「泣く女」。ゴッホの「カラスのとぶ麦畑」。ユトリロの「クラウンの肖像」。長沢節の水彩画。これらである。クレーの「抱擁」もいい。
評論では、作品論がすきです。じぶんは1952年うまれ。しょうしょう絵をかいてるもんだから、そのまわりのことが、ネタになる。なんだか、あたりまえのことのラレツになりそう。とにかく、かいていく。
自分のかつて惚れ込んだものを 'I don't believe Elvis♪' (たしか"Believe"という歌) とのちにうたったジョン・レノンとは、まったくちがう。 あたしだって、そりゃ、believeとはいいきれない。だいぶ、あきた。それでも、たまにきくと、やはりいいとおもう。ふりかえると、それしかなかった気もする。そこから始めてみたいわけです。
●コンテンツらしきもの
まずは、ひょうげん主義11項
1 おもしろかった本たちよ KJ法、映画、絵、歌ほか2 えんぴつらいさん かくもの !! とっさのときに
3 シャーマンみたいなヒトが好き インスパイアする生物学者
4 うえしたの瞼をぴったりと ヤクザ映画のきらめき
5 ほとばしる絵の具 いわゆる表現主義へ
6 闇にひびく歌ごえ 魂のさけび
7 平田弘史の劇画 「つんではくずし」はすごい
8 コンピュータはデータベースが命 コンピュータ社会とは
9 CGは甘美なもの CG、3Dアニメは泣ける
ほんとの表現主義について知りたい方は
どうも表現主義というのは、あまりメジャーではないらしく、オンラインで、ごつんとしたド正面から表現主義をとりあげたページは、ないようです。知らないのは、わたくしだけかも知れませんが。
gooで検索した表現主義から
ゲオルク・トラークルと表現主義
http://www2.plala.or.jp/gtrakl/いぜんあった「表現主義」のページ、いまは検索不能、で伊藤俊治さんがあげている参考図書が下のもの。ただし白水社のHPで検索不能のため絶版かも。図書館で在庫確認の要あり。
●ヘアヴァルト・ヴァルデン(本郷義武他訳)1983 『表現主義』 白水社
★以下のキオクに間違い訂正
きょう、2000年5月28日、大久保の新宿古書センターだかで、『表現主義の美術・音楽』というほんをみつけた。まだ値がついてないので、つきしだい連絡するとか。定価2600円なので、それ以上がついたら、買わないか、がまんして買うか。
●これより図版などでもっと買いたい度もたかい本、『幻想芸術』は、4000円の値がついてた。買わなかった。とてもじゃないが、いま4000円は、きつい。坂崎乙郎訳だか。著者は有名な、わすれた。マックス・ジャコブだったか、マックス・ヴィヨンじゃないよね。ゴンブリッチでもないような。これは有名な本なので、読んでそんない感じだし、図版がいいねー、一昔前の感じで、いまの本ならもっとすごいでしょうけど、もう出ないでしょうし。アルチンボルドなど、また、みたことない感じの図版があり、目を引かれた。
●土肥美夫編著かなにか、とにかく土肥さん『表現主義の美術・音楽』河出書房新社(たしかこうあったよう)、表現主義叢書かなにかの第4巻。4と赤く大きい文字アリ。定価2600円。
記憶のなかから
ドイツ表現主義については、もう10年いじょう前に日比谷図書館に以下の本がありました。
●土肥美夫ほか?『表現主義』全6巻、河出書房新社らしい(青土社?は間違いのよう)
たしか文学と美術、音楽、建築などにわたっているようでした。よっぽど買おうかとおもいましたが、絶版でもあり、いまだに買ってません。ご容赦。かなり高いホン。
●建築の表現主義については、鹿島出版のくろい双書のシリーズに、たしか二冊本であります。写真たくさんの本で、モノクロですが、とんでもない建築が写ってますよ、ホントに。好きなヒトには、お買い得です。高いですけど。シュタイナーなども、これに入っていたような、いないような、あいまいな記憶になってきました。
●土肥美夫1984『抽象絵画の誕生』白水社
クレーの研究者がかいた、かなりリアルな、概説。リアルな概説とは、変な言い方ですが、とにかく詳しかったり、話が大きかったり、歴史的で、なおかつ作品論だったり。じっさいにクレーの子供にあったりして、こどもったって、もういいおとなで、たいへんな博士かなんかだったと思いますが、とにかく紀行と歴史考察を現地でするような、ややこしい本。抽象というひとつの歴史への旅? どうも、わたくしは、起源とか、はじまりとかのタイトルによわいので……。この本は、すきです。
この「誕生」は、2、3年まえに読んだ。大変おもしろかった。とくに、クールベの女性のコカンをかいた一作が、クールベ1870? 《世界の起源》 ( けっしてハイデッガーではありません ) という、後年他人がつけたかもしれないタイトルであり、またこの作品が、絵画史の抽象へのあゆみ、マルセル・デュシャンの晩年の作品、などにとくに関係が深いとのこと。近代絵画はクールベからはじまった、というのは、いろいろな意味で本当らしい。ま、そこばっかり記憶しているわけですけどね。いや、恥ずかしい。
「世界のはじまり」とのクールベの作品自体は、オルセーにはいり、何年か前の芸術新潮だかで、おんなのひとがオホホ、なんぞの風情で鑑賞しているカラー写真がおおきくでていました。とにかく、おもしろかった。なにいってんだろ。
●岩波からドイツの表現主義運動「ブリュッケ」の画集が12000円ぐらいで出たことがあります。買いませんでした。目黒美術館での、ブリュッケ展は、みましたし、いいとおもいました。画集は、本屋で見ても、ピンとこなくて、やめたわけです。どうも、画集でみると、なっとくいかなかった。
●表現主義でHP検索すると、ドイツの現代女性が自作を並べているものがでてきたりします。画家バゼリッツなどについても、作品集でみる、展覧会でみる程度で、とくに知りません。フーベルトゥス・ギーペといったか、小生と年が同じ、ドイツ・ドレスデンだかの国立美術大学の助教授だか、日本での展覧会ではいいと思いましたし、何点か印象に残っていますが、いつか関わることもあるかもしれませんが、いま一休み。
表現主義にかかわっていると、自分のいいたいことが、イツマデかかってもいえなかったりしそうなので、最初にちがうといっといたほうがいいと思うのです。もちろん、表現主義的な絵画が大好きですが、それについては、ふれたいときにふれる、という姿勢でいきたいものです。なにしろ、あんまり眼にふれる機会も少ないように思いますので、なじみのあることを中心に。
たとえば、谷内六郎さんの表現主義という観点だって、そうとうに意味があるわけです。まとめてみると、にじみでてくるものは、メルヘンでありながら鬼気せまるものでもある、そんなこともチラホラ。ただ、それについては、横尾忠則さんがすでにいっているわけですし、それに連動してなにかかいても……。もちろん、やってみたいですけどね。
とにかく、じぶんが何か書くんですから、高倉健とプレスリーで行ったほうが、手っ取り早いというか、なんと言うか。ヘンですけど。すっとんきょうといわれようと、俗悪といわれようと、この道をゆく。新国劇の澤田正二郎みたいになっちゃいますが、とりあえず、そんなとこで。 ♪サッサとだしかける〜、ハ〜、ヨイサ、チョイサ♪ フェードアウト。
★このページの背景画像 : 《眠るフリア》 ギリシア
ケネス・クラーク著/高階秀爾訳1987
『フェミニン・ビューティ ―芸術における女性美― 』メルヘン社、p.46写真をあわく加工しましたので、やはり画像は、本で確認してください。凄みのあるビーナスというか。気になる顔というものは、ひとそれぞれあるとおもいます。また、この本は、やはり高くても、思いきって買ってよかった。古代エジプトから、マリリン・モンローまで、珠玉の一冊という言葉が、ピッタリ。メルヘン社さんのご好意で転載。
●もうひとつのホームページ 免許に興味のある方は・・・